2017.01.20
ゼロエネ住宅への道のり その2 高気密編
こんにちは!
神戸、芦屋、西宮市周辺でアンティークな雰囲気のリノベーションや
古民家再生リフォームを手がけている河原工房リノベーションスタジオです。
先日ご紹介させていただいた『Net Zero Energy House ネット ゼロ エネルギー ハウス=ZEH(ゼッチ)って?』を参考にしながら、完成間近の「ゼロエネ住宅」の施工の様子も合わせて、より詳しくご案内できたらと思っております!
では今回も早速・・・
【ゼロエネルギーの3本柱】
高断熱 + 高気密 + 太陽光
この3つが”ゼロエネルギー”の軸になっています。
「断熱」や「太陽光」は私もよく耳にしますが、それよりも『高』がつけられた「高断熱」「高気密」。一体どんなことを差すのかな・・・と、ものすごく興味津々!今回は「高気密」を取り上げてみますね。
2.高気密
室内が密閉されて空気を通しにくい状態を「気密」という。ビニールシートなどの防湿層で建物全体をくるむことによって気密性能を高められる。
<①日本住環境株式会社の材料>
ダンシーツ
→防湿気密シート/アルミ蒸着タイプ
施工性を考えたストライプ入りの部材になっています。
こちらを貼っていく前に、工程がひとつあります。
画像は 屋根部分:
ルーフスペーサを施工後、発砲ウレタンが吹き付けられ、
断熱性、気密性をさらにアップさせていきます。
この発砲ウレタンは吹きつけ後、モコモコと膨らむそうです!
上記画像の次の工程の際、モコモコのままだと作業出来ない箇所については、
綺麗に削られるそうです。
その作業の後に、先ほどのダンシーツが施工された様子がこちら。
こうした部材を使用することで気密性の向上に繋がり「高気密」へと繋がるんですね。
他にも、細かな箇所である金物にもウレタンを吹き付けて、
隙間を埋めていきます。
上記イラスト部分では4つ角になっている金物部分をご紹介していますね。
他にも・・・
こちらの画像は、木材と金物が挟まっている隙間部分を
埋めている様子になっています。
こうした隙間も見逃さずに埋めていくことが大切なんですね。
次にご案内するのはこちら・・・
<②窓>
YKKAP330 LowE 複層ガラス
→ゼロエネルギー住宅の規格品になっています。
「窓」は、夏には屋外から入ってくる熱の74%と、
住まいの中で熱の出入りがもっとも多い場所なんです!
ゼロエネルギー住宅の規格品にもなっている「APW330」は高い断熱性能で、
夏は涼しく、冬は暖かい、高性能樹脂窓となっているため「高気密」効果もUP!
サッシも樹脂になっているため、冬場の結露も抑えてくれ、快適空間に♪
施工の様子はこちら・・・
窓に貼られた「省エネ建材等級」の☆4つは断熱性能が高い事を表しています。
次にご案内するのはこちら・・・
<③換気システム>
→第一種機械換気設備:同時給排
イラストにも説明書きがありますが、このたび建築中のゼロエネルギー住宅では、
1階・2階の壁から給気され、1階の壁からまとめて排気が行われます。
そのほかにも下図のように、第二種機械換気設備、第三種機械換気設備もあります。
■第二種換気設備■
給気をファン(機械)で、排気を排気口から行うこと
■第三種換気設備■
給気を給気口で、排気を機械で行うこと
わたしも普段何気なく住んでいるお家の換気設備に、
こんなに色々と種類があるなんて、改めて知る機会となりました。
次回は「太陽光」を取り上げご紹介したいと思います。
完成後のお家見学会も予定しておりますので、イベント開催日時が決まりましたらご案内させて頂きますね。楽しみにお待ちくださいませ!
★イベント案内ページ
*【日本住環境株式会社】【YKKAP株式会社】【goo辞書住宅用語集】
より一部説明文など引用させて頂きました。
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